決闘と茶番 暇人ぐっちーのブログ

遊戯王、スイッチなどのゲームの話や、茶番(クロスオーバーのストーリー。苦手な方は帰って)やってる自由人のブログです

茶番Nights 第105話

 


PANDORA feat. Beverly / 『Be The One』(TVオープニングサイズ)ミュージックビデオ

 

第105話 共闘のデュエリストたち

 

パッションリップと決着がつく前のNascita

了見「今戻ったぞ。ん…亮夜とスペクターがいないな」

万丈「さっき、雨が降りそうだから傘届けるっつってお前を追ってったぞ」

了見「なんだと?」

頼光「はっ!」

了見「どうした。驚きたいのはこっちなのだが」

頼光「あの子が…あの子が…」

了見「スペクターのことか?」

頼光「消滅した…」

了見「なんだと!?!?」

万丈「嘘だろ!」

武蔵「たぶん嘘じゃない。サーヴァントはマスターの存在を感じることができる。マスターであるスペクターの存在を感じられなくなったということは…」

尊「マジでスペクターの奴が死んだってことかよ…!?エボルト………あの野郎!クソッ!!!」

万丈「スペクターと亮夜は一緒にいたんだよな…つーことは亮夜は今…」

ライトニング「スペクターを殺した相手と戦っているだろうな」

了見「…少し寝かせてくれ」

万丈「了見…」

ライトニング「フン、今は一人死んだ程度で悩んでいる場合ではないだろうに」

万丈「てめえライトニング!二度とそんなこと口にすんじゃねえ!」

尊「よせ万丈!」

 

 

 

 

Nascita地下、奥の部屋

 

シオリ「………私いつになったら帰れるんでしょう」

了見「休んでいるところすまないが…私もそこで休ませてもらっていいだろうか」

シオリ「は、はい…」

了見「……………!!」

シオリ「どうして、涙を流しているのですか…?」

了見「私の信頼する部下が死んだ。あいつは私が幼い頃から共にいたのだ。私のところが、やつにとってのいるべき場所だった。常に私の為に命を賭して任務に就いていた。覚悟はできていただろう。だが…私にも情はある。今ばかりは感情を押し殺すことができない」

シオリ「貴方がどういった人で、亡くなった方がどういった人かも私にはわかりません…でも、辛い時は抑えなくても良いと思いますよ」

了見「…!」

シオリ「無理しすぎるのはいけません。時には泣いても…構わないんです」

 

 

 

 

 

 

そして少しして、亮夜がNascitaに戻った。

 

亮夜「…今戻った」

万丈「亮夜!お前は無事だったんだな!!」

亮夜「お前は…って、どういうことだ」

尊「スペクターのことはもう知ってんだ…頼光が察知してな。あいつは今泣き崩れてる。了見は…どうだかな。地下に篭ったまま出てこない」

亮夜「そうか…すまない。おれがいながら…」

万丈「お前のせいなのか?」

亮夜「…おれが遅れていったせいだ。敵は新しいアルターエゴだった…着いた時には二人のデュエルを止められなかった」

万丈「なら責めんなよ。お前のせいじゃねえ」

亮夜「いいや…」

尊「敵はもう一人のアルターエゴって言ったな。倒したのか」

武蔵「マスターは誰なの?」

亮夜「わからない。だが倒した…幻徳と協力してな」

万丈「幻徳!?あの幻徳か」

亮夜「明日ここにやってくるそうだ。あいつも協力してくれる」

尊「複雑だな…あいつもハノイなんだろ?」

亮夜「そのことについてはおれも同感だった。だが区切りをつけなくてはならない。決して許すわけじゃない…でもいつまでもそれを気にしていては前には進めない」

尊「そりゃそうだけど…!っ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカイウォールの上

 

???????「………で私は何をすればいいのよ」

ジル「亮夜側のサーヴァントとマスター全員の始末です」

???????「だったらあの女から始末すべきじゃないの」

ジル「いえ、貴方様はまだ存在が不安定でありますから、あの方を排除するのは最後がよろしいのです」

???????「ふっ、まぁいいわ。ここはフランス…ではないようだけど。私は私を討った人間たちが憎い。私は私の復讐を果たす…!」

エボルト「だとしても、しばらくは従ってくれないか?あいつらを始末したら後は好きにしてもらって構わない」

???????「私に命令するな」

 

謎の女はスカイウォールから飛び降り、街へと降り立った。

 

エボルト「ちょっと性格に難ありか…失敗してしまったようだなジル」

ジル「いえ、あれで正しいのです。あれこそ正しい闇の姿。それより…エボルト様、パッションリップが敗北したようです。スペクターを討ち取ったようですが…」

エボルト「ああ、亮夜と幻徳が手を組んだらしいな…厄介なことになった。とりあえずパッションリップにはいつものお仕置きを…アストルフォにも、平野にバレないようにな」

ジル「はっ…」

 

ジルが去ると同時に、一人の男がエボルトの所へやってきた。

 

?「おいエボルト!」

エボルト「なんだ?」

?「暇だ!さっさと亮夜を殺らせろよ!」

エボルト「お前の復讐はそれでいいのか?」

?「いや…色々傷をつけてボロボロにして狩りてえな。あっ!いいこと思いついたぜ!なあエボルト、ジャンヌっつーオリジナルの聖女サマは好きにしていいのか?」

エボルト「何をするつもりだ?」

?「ちょっと遊ぶだけですよぉ〜…暇なもんでね。へへへへ…ま、体を傷つけたりはしねえよ」

 

男はどこかへ消えた。

 

エボルト「ふっ、さすが亮夜を追い詰めるにはうってつけの男だ。俺は人間が滅ぼし合う様を見たいんだ…だから間違いじゃあない。間違っていたとしたらその時は消すだけだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 Nascita

亮夜「そろそろ幻徳の来る時間だ…」

了見「奴が協力する気になるとはな…」

万丈「了見、もう大丈夫なのか?」

了見「…大丈夫ではない。だが、悲しむだけ悲しんだ。私はスペクターの分まで生きる。そしてエボルトを倒すという使命を果たさねばならない。それだけだ」

 

 

ガチャ…

入口のドアが開いた。

 

亮夜「待ってたぞ幻と…は?」

 

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亮夜「誰だお前」

武蔵「な、なにこの服…!」

了見「(…そういえば、氷室幻徳は…)」

 

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了見「(私服のセンスが壊滅的だった………!!)」

尊「想像の斜め上を行く破壊力だ!!!」

万丈「もはやどこから突っ込んでいいかわからねえ!!!」

武蔵「私たちこんなやつに負けたの!?」

葵「あなたそれどこで買ったの?」

幻徳「オーダーメイドだ。羨ましいのか?」

美空「ダッッッサ!! ダサすぎ!!」

幻徳「…チッ、見る目ねえな」

 

シオリ「(変質者…!)」

 

幻徳「ところで亮夜、共に戦うとは言ったが…これからどうするつもりだ」

亮夜「まて、その格好じゃまともに会話できる気がしない!ちょっっっっっと待ってくれ!」

幻徳「お、お前も否定するのか!?鴻上、お前は…」

了見「ノーコメントだ」

幻徳「肯定と受け取る」

了見「っ!?」

美空「はぁ?」

亮夜「…まさか、こんなことが…はぁ…」

万丈「ショックだ…」

尊「とりあえず飯にしようぜ…今日は了見以外な」

万丈「じゃあ俺!」

武蔵「うどん!」

亮夜「尊…お前に任せた」

尊「…その方が良さそうだな」

 

尊はキッチンに立ち、パスタを作り始めた。

 

美空「ねえ、視界に入らないで」

幻徳「そんなに嫌なのか?」

亮夜「いや、おれは嫌じゃねえけど…フフッ、フハッ…」

幻徳「そうだ亮夜、これからどうする」

亮夜「…ある程度敵の情報が集まった。エボルト、ゲラコビッツ、メルトリリス、パッションリップ、平野源五郎…もし敵がこれだけであれば、もうスカイウォールへ向かい決戦でもいいかもしれない」

幻徳「…なるほどな。こちらの戦力は何人だ」

亮夜「おれ、万丈、武蔵、尊…ここがマスターとサーヴァントだ。ジャンヌは今エボルトに囚われているからな。それから葵と了見。頼光はスペクターのサーヴァントだが…昨日、スペクターの死を知ってから行方不明だ。シオリさんは…エボルトに操られていただけだから戦えるかわからない。強要もできないし…」

シオリ「…亮夜、さん?」

亮夜「シオリさん…」

シオリ「戦うというのは…私を襲った人とですか?」

亮夜「…そうだ」

シオリ「どうやって」

亮夜「デュエルで倒す。それが今回のルールだからな。本来デュエルというのはこんなことに使う道具じゃない。だけど…運命がそうさせる。だったら運命に従ってエボルトを倒すしかない」

シオリ「…そうなんですね」

亮夜「あんたは体調が万全なら帰ってもらっていい」

シオリ「…またエボルトとやらに狙われる可能性はありますか?」

亮夜「なくはないな」

シオリ「だったら…まだここにいます」

亮夜「そうか…」

シオリ「でも、しばらくしたら出ていきます。自分の身は自分で守れるようになりたい…だから、私に身を守る方法を教えてくださいませんか?そのためにここに残るんです。あまり迷惑をかけたくはありませんから」

亮夜「戦うつもりなのか?奴らと…」

シオリ「はい」

幻徳「なら、彼女も戦力に加えよう。すぐにとは言わないが…」

亮夜「そうだな」

幻徳「ところで、君はこれまで見てこなかった顔だが亮夜とはどういう関係かね?よかったら近くのホテルで朝まで語り明かそうじゃないか」

美空「アンタセクハラまでするの!?最低!!今すぐ出てって!出禁よ出禁!!!」

幻徳「ま、まって落ち着いて!ジョークだジョーク!」

亮夜「騒がしい奴らで申し訳ない。よろしく、シオリさん」

シオリ「シオリ、で構わないですよ」

亮夜「なら、おれも亮夜だけで構わない。好きに呼んでくれて構わない」

了見「…結局、その女も同行するのか…。少し不安だな」

亮夜「何故だ?」

了見「この中で最も素性が知れない。アイドルというだけで…彼女のことを我々は何も知らない。エボルトに操られていたそうだが、本当にそうなのか?」

シオリ「おそらく、そうです。最後のライブ以降のことは覚えてませんから…」

亮夜「それ以前は?おれのことを覚えてないんだろ」

シオリ「…あまりそこについては語れません。ごめんなさい」

了見「何故だ…?フン、まぁいいか…我々独自に調査しよう。幻徳、久しぶりに仕事だ。手伝ってくれるか」

幻徳「いいだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、SOLテクノロジー

 

早見「財前CEO…どうしていきなりいなくなっちゃったんですか!?秘書の私はこれからどうすれば…」

??「君が早見くんかね」

早見「あ、貴方は…?」

 

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??「私は北村。財前くんの後任だ」

早見「貴方が…」

北村「これからよろしく頼むよ」

早見「はい…」

北村「(さて、例のアレは…どこだ?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、日が暮れ始める頃…

港近くの倉庫街では…

 

ホルホース「…はぁ、ジャック…すまねえな、最近ロクな飯食わせてやれなくてよ」

ジャック「大丈夫だよおかーさん、前よりはずっとたのしいもん、今の生活」

ホルホース「それならいいんだけどよ…」

ジャック「明日はどうするの?」

ホルホース「どうしようかね…戦いに巻き込まれてこの街にきて…ずっとホテルに泊まってはいるが…そろそろやべえんだよなぁ…!どうしたものか…」

ジャック「っ!近くにサーヴァントの気配を感じるよ!」

ホルホース「なんだってェーッ!?」

 

二人が倉庫の中を覗くと、一人の女性が倒れていた。

ホルホースとジャックは知らないが、この女性はスペクターのサーヴァントの頼光である。

 

ホルホース「たぶん意識ねーぜあいつ」

ジャック「待っておかーさん!感じた気配は…2つだよ!」

ホルホース「なにぃ!?」

???????「アサシンのサーヴァント…そしてそのマスターと…奥にいるのはバーサーカーのサーヴァントね」

 

二人の背後に、一人の女性が現れた。

 

ホルホース「お、おめーは、ルーラー…ジャンヌ!ファイアウォール使いのジャンヌだ!」

 

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ジャンヌ?「…そう。私はジャンヌ。ジャンヌ・ダルク!」

ジャック「でも雰囲気が違うよ」

ホルホース「亮夜のやつは一緒じゃあねえのか?まさかおれたち二人と一人でやるつもりか?オイオイ、冗談きついぜ!二人と一人じゃあ圧倒的にこっちが有利!あの緑髪のねーちゃんには油断したが次はそうはいかねえぜ!」

ジャンヌ?「あんたらに興味はない。中立のサーヴァントとマスターなんて焼いたところで面白くない。奥にいるあいつは亮夜側のサーヴァント…だから倒す」

ホルホース「あ?なんでおめーさんが亮夜側のサーヴァントを狙ってるんだ、亮夜のパートナーだろう?てか亮夜側ってなんだ?」

ジャック「全くわからない…バトルロイヤルじゃないの?」

ホルホース「まさかおれたち蚊帳の外ってヤツか〜?」

ジャンヌ?「亮夜のパートナー?それはあの女よ。私は違う…!まぁ、全て知らなくて良いこと…どきなさい」

ホルホース「…なんだ、なにが起きてんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エボルト「もう一人の(オルタナティブ)ジャンヌ…そう、あいつは…ジャンヌ・オルタとでも呼ぼうか」

 

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エボルト「…そのクラスはアヴェンジャー。さあ、思う存分暴れてこい!フッハッハッハッハッハッハ…」

 

To be continued…

 

 

 

 


Yu Gi Oh! ZEXAL II Ending 5 Go Way Go Way Versión 2

 

 

 

 

 

 

今回の注目カード!Part103

クロック・スパルトイ

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亮夜「クロックドラゴン召喚の鍵であるサイバネット・フュージョンを確保できるリンクモンスターだ」

万丈「俺のアーク・ライズドラゴンみたいな融合を持ってくるモンスターか」

亮夜「ああ。だがそれだけじゃない。リンク先にモンスターが特殊召喚されると墓地のレベル4以下のサイバースを蘇生できる。これでクロックワイバーンを呼び戻して融合できるんだ。まぁこれを使ったターンは融合モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなってしまうがな…」

万丈「リンクモンスターだから条件さえ揃えばすぐ出てくるし、優秀すぎだろ!」

 

 

 

 

次回予告!

ジャンヌの顔、ジャンヌの声。

しかし性格は違う…もう一人のジャンヌであるジャンヌ・ダルク・オルタが戦闘開始!

 

第106話 業火のアヴェンジャー