決闘と茶番 暇人ぐっちーのブログ

遊戯王、スイッチなどのゲームの話や、茶番(クロスオーバーのストーリー。苦手な方は帰って)やってる自由人のブログです

茶番Nights 第53話

 

 

第53話 ボーダーラインを超えたAI

 

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ライトニング「エクシーズモンスター、ヴァレルロード・X・ドラゴン…だが、その程度で私を仕留めるなど不可能だ」

リボルバー「自分を大きく見積もるところがお前の浅はかさだ、光のイグニス!」

ライトニング「黙れ人間!我々イグニスはお前たちより圧倒的に優秀なのだ!負けることなどない!」

リボルバー「イグニスすら手にかけた貴様がそれを言うのか?水のイグニスを捕らえ、風のイグニスのデータを改竄した貴様が!」

Pro「データを改竄!?」

リボルバー「そうだ。風のイグニスとの戦いで炎のイグニスが、風のイグニスの性格が過激になったと不審がっていたのを覚えているか?」

Pro「たしかに昔のウィンディは気軽に話せて…優しいやつだった」

リボルバー「ライトニングはウィンディの性格を改変し、自らと同じ思想を持つイグニスへと変えた。決して言いがかりなどではない。風のイグニスのシミュレーションにおいて、邪悪な性格のモデルはなかった。攻撃的となる未来はあったが、そこでは光のイグニスと対立していたうえ人間や他のイグニスを手にかけることはなかった。つまり外部からの変更が加えられたということ!」

Nighthunter「ウィンディの邪悪さはライトニング由来…」

Pro「不霊夢を襲った呪いも…」

ライトニング「私が仕込んだ。あんな雑魚にはその程度の使い道しかない」

Pro「お前、どこまで堕ちてんだよ…!!」

ライトニング「全てはイグニスの未来のため!始まりがウソであろうと私の考えは正しい未来へと向かっている!やがて人間は我々の支配下となり消え去る!」

リボルバー「驕るな光のイグニス。記憶だけの成長ならAIは人間よりも上だ。だが種としては違う、父の考えは誤っていたのだ。お前たちには種としての骨がない!我々には生命のあふれる肉体がある。人間はDNAに刻まれた死を感じ、恐怖し、ゆえに限られた時間を謳歌し可能性を追求する」

ライトニング「私はそんなつまらぬものに縛られはしない!我々は貴様の想像の上をいく新たな種族なのだ!」

リボルバー「ならば私が貴様を正す。容赦なく、完膚無きまでに叩き潰してくれる!オーバーレイユニットを1つ使い、エクスチャージドラゴンの効果発動!アンチ・エネミー・エクスチャージ!マグヌスドゥクスの攻撃力を600ダウンし、墓地からヴァレルロード・ドラゴンを特殊召喚!!」

Nighthunter「エースモンスターが復活した」

リボルバー「バトルだ!エクスチャージドラゴンでマグヌスドゥクスを攻撃!この時、ヴァレルロードの効果発動!アンチエネミーヴァレット!」

Pro「マグヌスドゥクスの攻撃力が1400に!」

ライトニング「裁きの矢の効果発動!マグヌスドゥクスの攻撃力を倍にする!」

リボルバー「だが2800!エクスチャージの3000には及ばない!轟天のヴァレル・キャノン!!」

 

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ライトニング「っ!」残りライフ1500

リボルバー「私はこのターン、エクスチャージの効果でダイレクトアタックはできない。だがお前のフィールドには攻撃力1500のエストレインジメントドラゴンがいる。お前のライフは1500。そしてヴァレルロードの攻撃力は3000!終わらせてやろう!光のイグニス!バトルだ、ヴァレルロード・ドラゴンで…」

ライトニング「くくく…」

 

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美空「あれ…?ここは…?」

ライトニング「今、私のプログラムを石動美空の意識データとリンクさせた。これで私が負ければ、石動美空の意識データは完全に破壊される」

Nighthunter「なんだと!?」

Pro「人質作戦かよ!?どこまで卑怯なんだよおまえ!!!」

ライトニング「私は手本を示している。人質とはこう使うものだ…とね。石動惣一のときこいつを始末しなかったのは正解だった。ちなみに、これまで私が始末した万丈龍我、ブラッドシェパードともリンクしている。つまり私を倒せば奴らも消える。くくく、雑魚に相応しい使い道だと思わないか!?」

リボルバー「…」

ライトニング「過去に君は我々を抹殺するためハノイの塔を作り上げ多くの人を巻き込んだそうだね?その君なら躊躇することはないんじゃないか?」

リボルバー「なめるな、光のイグニス!ヴァレルロード・ドラゴンで…」

Nighthunter「やめろリボルバー!」

リボルバー「Nighthunter、我々は非情な覚悟をしてきたはずだ」

Nighthunter「その通りだ。きっと万丈もブラッドシェパードもそれに違いない。石動さんだってな…だけど美空は違う!巻き込まれただけの彼女は覚悟などできていない!またロスト事件の被害者を出すつもりか!」

リボルバー「Nighthunter…」

Nighthunter「あのとき、お前はSoulburnerと戦わなかった。それは過去の非情なお前とは違うからだろ…?お前の過去を知ってるわけじゃないけど、一度デュエルをしてわかった。お前の中にはまだ情がある」

ライトニング「人間とは面白いなぁ!私の敵であるNighthunterが私を救ってくれるとは!」

Nighthunter「お前を救うわけじゃない!!ここで彼女らを見捨てることは俺たちの本当の負けを意味するからだ!!!」

ライトニング「たしかにな。ここで消えることほどこいつが哀れなことはないだろうからな」

Nighthunter「なに?」

ライトニング「私はロスト事件のとき、既にネットワークに侵入する術を得ていた。そして哀れなくらい怯えていたこいつに何度もアクセスし続けた。そして学んだよ、人間に恐怖を与えることを!こいつは本当に楽しませてくれた…デュエルで負けて気絶しているこいつの意識が戻る瞬間に助けがきた!ここから抜け出せるぞって幻を見せてやったんだ。そしてこいつが安心しきった頃合いをみて、一気に恐怖のどん底へ突き落としてやると大声で泣き喚いて暴れるんだ!!!」

Nighthunter「お前そんなことを…!!」

ライトニング「だが少々いたぶりすぎて、こいつの心は壊れてしまったようだがな」

Nighthunter「美空は全てに無気力だった。何かに手を出しても、見えないものに恐怖しやめてしまう…それはライトニング、お前の幻が原因だったんだな。唯一続けていた活動でさえ…人間への恐れから…!!お前は絶対に許さないぞライトニング!!!」

リボルバー「お前は生まれながらにして邪悪な意思を持つ、この世界に存在してはいけないエラープログラムだ。この私が葬り去ってやる!!」

ライトニング「そこまで言うなら攻撃するがいい!お前の意思を、覚悟を見せてみろ!」

 


Kamen Rider Saga--Roots of the King ライトニングbgm

 

リボルバー「…カードを1枚伏せてターンエンド。エストレインジメントはターンエンド共に墓地へ行く」

 

 

現実世界

スペクター「おのれ!光のイグニス…!リボルバー様の心のスキを突くとは…!!」

 

 

ライトニング「リボルバー、これで終わりだ」

ボーマン「待て、ライトニング。私は言ったはずだ、これ以上の卑怯なマネはできないと。君のやり方は見るに耐えない。Soulburnerは正々堂々とした良き人間でありデュエリストだった…だが、彼とのデュエルはウィンディ、いや君によって台無しにされた!二度とあのようなデュエルを繰り返してはいけない!!」

 

ボーマンはライトニングの中の石動美空と万丈龍我、ブラッドシェパードの意識データを奪い取った。

 

ボーマン「これで人質はいない。自らの力でリボルバーに勝て」

ライトニング「クッ…!」

リボルバー「…礼は言わんぞ」

ボーマン「わかっている」

ライトニング「ならば力でねじ伏せるまで!私のターン、ドロー!天装騎兵シーカを通常召喚!現れろ、光を導くサーキット!リンク召喚、リンク1、天装騎兵デクリオン!さらに魔法カード、天装の霹靂を発動!」

 

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ライトニング「デクリオンをリリース!同じリンク1の天装騎兵をエクストラデッキから特殊召喚する!いでよ、天装騎兵エクエス・フランマ!」

 

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ライトニング「リンクマジックとなったプルンブーマトリデンティの効果!墓地のデクリオンをEXデッキに戻し、マグヌスドゥクスを墓地から特殊召喚!ヴァレルロードの効果でマグヌスドゥクスの攻撃力を500下げても2500。裁きの矢で5000となる。ヴァレルロードたちの攻撃力は3000!お前のライフは2000!ちょうどライフが尽きるな!」

リボルバー「くっ」

ライトニング「そうだ、お前が消える前にひとつ良いことを教えてやろう!貴様のようにもったいをつけるつもりはない。リボルバー、貴様は一つ大きな勘違いをしている」

リボルバー「なに?」

ライトニング「君の父は誰が殺した?」

リボルバー「イグニスに金の匂いを嗅ぎつけたSOLテクノロジーが電脳ウイルスを仕込んだのだ」

ライトニング「それは違う。サイバース世界が生まれたあと、私がシミュレーションを行ったのは君も知っているな?奇しくも同時期、鴻上博士もシミュレーションを行った。彼がイグニスが人間に敵対するという未来を見たのはそこだろう。そしてそのシミュレーションがあり君も我々の殲滅へと動き出した。鴻上がシミュレーションを続ければその原因が私ということに気づくのは時間の問題…だから私は先手を打つことにした」

Pro「まさか」

ライトニング「そう!鴻上博士に電脳ウイルスを植え付けたのは私だ!!万丈の彼女を含む周りの研究員全てを殺害したのはこの私だ!!」

リボルバー「なんだと!?」

ライトニング「鴻上はそのとき、ロスト事件の責任をどうするか決断できないSOLテクノロジーによって監禁状態にあった。同じ社内にいたわけだからな…サーバーを通しての干渉が可能だった。さらに好都合だったのは、鴻上イグニスの危険性をSOLに訴え対立を深めていたこと。くくく、どうだリボルバー、死ぬ前に面白い事実を知れただろう?全く愉快だったよ!私が親の仇であるとも知らず懸命に戦い続ける君の姿はァ!!今鴻上のあとを追わせてやる!マグヌスドゥクスで、エクスチャージドラゴンを攻撃!」

リボルバー「ヴァレルロードの効果!マグヌスドゥクスの攻撃力を500ダウン!さらに永続罠、ロシアン・ヴァレルを発動!リンクモンスターであるヴァレルロード・ドラゴンをリリース!そのリンクマーカーの数だけこのカードにカウンターを乗せる。モンスターが減ったため攻撃対象の再選択となる」

ライトニング「エクスチャージに攻撃」

リボルバー「ロシアンヴァレルの効果!自分モンスターが攻撃対象となったとき、カウンターを一つ使い戦闘破壊を防ぐ!さらにバトルの間相手モンスターの攻撃力をカウンター一つにつき300ダウン!」

ライトニング「マグヌスドゥクスが2200に…裁きの矢を使っても攻撃力4400」

リボルバー「そういうことだ。倒しきれなかったようだな?」残りライフ600

ライトニング「フン!貴様のライフは風前の灯。どう足掻いても次のターン私が攻撃すれば」

リボルバー「お前に次のターンなどという未来はない」

ライトニング「…!ターンエンドだ」

リボルバー「イグニスの貴様ならもう未来はわかっているだろう。私のターン、ドロー!エクスチャージドラゴンの効果発動!アンチ・エネミー・エクスチャージ!マグヌスドゥクスの攻撃力を600下げ、墓地からヴァレルロードドラゴンを蘇らせる!さらにヴァレルロード・ドラゴンの効果!アンチ・エネミー・ヴァレット!マグヌスドゥクスの攻撃力はさらに500ダウン!」

 

天装騎兵マグヌス・ドゥクスATK1400

 

リボルバー「バトルだ!ヴァレルロード・X・ドラゴンで天装騎兵マグヌス・ドゥクスを攻撃!」

ライトニング「ここで私はマグヌス・ドゥクスの効果を発動!相互リンクしている自分リンクモンスターの数まで、自分・相手のフィールド・墓地のカードを対象としてそのカードを手札に戻す!2体のヴァレルロードは対象にならないが、私は自分の天装の詠唱を手札に戻す!そして天装の詠唱がカードの効果対象になったとき、自分フィールドのモンスターを全て破壊する!」

リボルバー「なんだと?」

Nighthunter「なんのつもりだ!?」

ライトニング「こういうつもりだ!天装騎兵エクエス・フランマの効果!このカードが相互リンク状態で破壊された場合、エクエスフランマと相互リンクしていたマグヌスドゥクスの元々の攻撃力分のダメージを互いのプレイヤーは受けるッ!!」

リボルバー「3000のダメージだと!?」

 

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ライトニング「私は負けない!人間を超越したイグニスのこの私が!貴様などに負けることがあってはならない!!!」

 

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To be continued…

 

 

 

 

 


30 glory (TV size)

 

 

 

 

今回の注目カード!Part51

                                             エクスチャージ

ヴァレルロード・X・ドラゴン

 

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亮夜「リボルバーのエクシーズモンスターだ」

Pro「融合のフュリアス、シンクロのサベージときて、エクシーズのエクスチャージか」

亮夜「墓地からヴァレルロードなどのヴァレルリンクモンスターを復活させる効果を持っているぞ。相手の攻撃力を600ダウンさせることもできる。しかも相手の効果の対象にならない」

Pro「そうなのか!強いな」

亮夜「だがデメリットもあり、発動後自分は直接攻撃できず、モンスターの特殊召喚を行えず、エンドフェイズに特殊召喚されたモンスターは除外される」

Pro「まじ?」

亮夜「リボルバーエストレインジメントドラゴンを相手フィールドに送ることで攻撃のデメリットを回避していた。あとはライトニングの天装の詠唱の効果で除外がされなかった。ライトニングともあろう者が、敵が有利になるカードを使うとは…」

 

 

 

 

次回予告!

リボルバーのライフは尽き、彼もまたチリとなり消えていく。

残されたデュエリストはただ二人、Nighthunterとボーマン。

戦いはようやく終わりへと向かい始める…

 

第54話 歪んだユートピア