決闘と茶番 暇人ぐっちーのブログ

遊戯王、スイッチなどのゲームの話や、茶番(クロスオーバーのストーリー。苦手な方は帰って)やってる自由人のブログです

茶番Nights 第49話

美空の声がした。

助けて、父さん…と。

俺はLINK VRAINSへと向かった。

そこで待っていたのはライトニングと魂のない美空だったんだ。

 

ライトニング「ようこそ石動惣一。我らが光の城へ!よく来てくれた。リボルバーのプログラムのせいで我々から行くことはできないからね」

石動「俺に何の用だ?」

ライトニング「おや、理解していないのかね?何故ここに呼ばれたのか…Nighthunterの相棒の割には鈍いな。君にやってもらいたいことがある」

石動「俺がお前の頼み事なんて聞くと思うか?」

ライトニング「なるほど。当然の返答だな。だが君は私の要求を断ることなどできない。君の娘の本当の意識は私が持っている。それが無事である限り、君の妹の意識を君に返すことができる。私は君にそれを返してやってもいいと考えている」

石動「なに!?」

ライトニング「ただし、君がNighthunterをデュエルで倒した場合だ。決めるのは君自身だ。もし、真剣勝負でワザと負けるようなことがあれば意識は消す。引き分けても消す。断っても消す。いいな」

石動「俺が勝てば返してくれるんだな!?」

ライトニング「無論だ。約束しよう」

 

 


Yu-Gi-Oh! VRAINS Fan Opening "BRAVING!" (ZEXAL Opening 2) (Eng Sub)

 

第49話 二人のプロミス

 

石動「俺はどうしてもお前を倒さなくちゃいけない」

 

二人はNascitaの外へと歩いた。

雨が降り出した。

 

石動「さあ始めよう、Nighthunter、Pro。俺のために消えてくれ」

 

Nighthunterたちの様子は、クローズやSoulburnerやブルーメイデンのデュエル同様LINKVRAINS内で中継されていた。

 

霊夢「あれは石動殿!」

Soulburner「どうして石動さんとNighthunterが…」

霊夢「考えられるのはただ一つ」

Soulburner「脅迫か…!」

 

リボルバー「姑息な手を…」

 

ボーマン「石動惣一が負けた時、自分のオリジンを本当に消すつもりか?」

ライトニング「もちろんです。最も親しい人の最も愛する人を救えなかった。次に我々が戦うときに最も有利に働く。違いますか?」

 

 

 

 

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デュエル!

 

石動「俺の先攻だ!手札からコードブレイカー・ゼロデイを通常召喚!カードを1枚伏せてターンエンドだ!さあ、お前のターンだ!」

Nighthunter「くっ…」

 

 

 

 

 

ハノイの騎士のボート

スペクター「ミラーLINKVRAINSは大変なことになっているようですね。ん?これは…ミラーLINKVRAINSをハッキングするプログラム…!送り主は石動惣一…!しかし未完成。こうしてはいられませんね。急いで完成させリボルバー様を救わなくては」

 

 

 

 

 

ミラーLINK VRAINSのNascita前

Nighthunter「俺のターン…ドロー。手札からPC-ラビットガジェットを通常召喚。効果発動。デッキからPC-タンクガジェットを特殊召喚。さらに手札からサイバネット・マイニングを発動。手札を一枚捨て、デッキからPC-ライトガジェットを手札に加える。そして装備魔法サイバネット・デフラグを発動。今墓地に送ったサイバネット・マテリアを特殊召喚。レベル1モンスターサイバネットマテリアをリンクマーカーにセット、リンク召喚…!リンク1、リンクリボー…!」

 

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Nighthunter「さらにラビットガジェットとタンクガジェットをリンクマーカーにセット。リンク召喚…!リンク2、PC-ラビットタンク…!」

 

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石動「ラビットタンク。Proを手にしてから初めて使ったリンクモンスター。その後のデュエルでも何度も活躍し、スパークリング、ハザードと姿を変えて戦線を支えてきたな」

Nighthunter「…ターンエンドだ」

 

霊夢「うーむ…今、ワンターンキルのチャンスはあったはずだ。Nighthunterは戦いを迷っているのか?」

Soulburner「当たり前だろ!あいつの親みたいな存在なんだろ…!?それを攻撃できるわけねえ、たとえ暴走することはあっても、あいつは愛と平和を目指しているんだからな…」

霊夢「しかし、攻撃が出来なければ…」

 

リボルバー「どうするつもりだ、Nighthunter」

 

ボーマン「このデュエル、2人共に大きな心の傷を作るな…」

ライトニング「それが狙いです。石動惣一が勝つならそれでいい。もしNighthunterが勝ったとしても、心に大きなダメージを受ける。どちらにしろNighthunterはここで終わりです」

 

石動「攻撃できないか…そうだよな。お前ならそうすると思っていたよ。だけど俺は違うぞ!俺のターン、ドロー!俺はコードブレイカー・ ゼロデイを通常召喚!フィールド魔法、コードブレイク・ゾーンを発動!さらに永続罠、コードブレイク・バックファイアを発動!現れろ、未来を拓くサーキット!リンク召喚、リンク2!コードブレイカー・ウイルスソードマン!」

 

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石動「コードブレイクゾーンの効果!ラビットタンクのリンク先に墓地のコードブレイカー・ゼロデイを特殊召喚!そしてゼロデイの効果!ゼロデイとリンクしているモンスターの攻撃力は1000ダウン!」

Pro「ラビットタンクの攻撃力が!」

石動「バックファイアの効果!お前に600のダメージを与える!」

Nighthunter「っ!」残りライフ3400

 

Soulburner「本気なのか!?」

 

ライトニング「このダメージ、数値以上のダメージをNighthunterに与えるはず」

 

石動「ウイルスソードマンでラビットタンクを攻撃!」

Nighthunter「リンクリボーの効果発動。ウイルスソードマンの攻撃力をゼロにする…!」

石動「耐えても無駄だ!覚悟を決めろNighthunter!」

Nighthunter「いやだ、俺は戦いたくない…!」

石動「ターンエンドだ」

Nighthunter「俺のターン…ドロー!俺はモンスター1体を伏せ…永続魔法リンク・サテライトを発動」

 

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Nighthunter「ラビットタンクのリンクマーカー1つにつき1つサテライトカウンターを置く。そしてこのカードある限りお互いに攻撃はできない。ターンエンドだ。エンドフェイズに、サテライトカウンターを1つ取り除く。0になった場合このカードを破壊する」

石動「遅延か。それも無駄なことだ。俺のターン、ドロー!俺は魔法カード、コードブレイク・リカバーを発動!墓地からコードブレイカー・ゼロデイを特殊召喚!現れろ、未来を拓くサーキット!リンク召喚、リンク3、コードブレイカー・ウイルスバーサーカー!」

 

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石動「ウイルスバーサーカーの効果。ラビットタンクのリンク先にゼロデイがいるため、お前のリンクサテライトを破壊する!」

Nighthunter「チッ!」

石動「ウイルスバーサーカーでラビットタンクを攻撃!」

Nighthunter「うわァァ!」残りライフ1600

石動「カード1枚伏せてターンエンドだ。悪いが手を緩めるつもりはない。大義と娘、どっちが大事なのか…俺は決めていたからな」

Nighthunter「大義…」

ライトニング「大ピンチだなNighthunter」

ボーマン「…………」

Pro「ライトニング!ボーマン!何故ここに!?つか卑怯だぞ!」

ライトニング「何のことだPro?我々は目的に向かい着実に進んでいるだけだ。お前のような出来損ないに蔑まれる理由はない」

石動「さあ、早くしろNighthunter!」

Nighthunter「いやだ…俺は…俺はッ!」

 

Soulburner「苦しんでる…仲間同士で戦わされてアイツは苦しんでいるんだ」

 

石動「どうした?イヤイヤではどうにもならいぞ」

ライトニング「余計な話はするな」

石動「これで最後なんだ。最後くらい楽しませてくれよ…なあNighthunter、お前は俺との約束を果たせずここで消えるんだ」

Nighthunter「約束…」

 

Nighthunterの脳裏に、数日前のNascitaの景色が浮かぶ。

 

石動「…だが、一つ覚えていてくれ。ライトニングは何をしてくるかわからない。もしかしたら、俺まで巻き込んでくるかもしれない」

亮夜「石動さんを?」

石動「ああ。だから、約束してくれ。その時は俺なんかより美空を…お前の正義を優先してくれ。お前はヒーローだからな」

亮夜「よしてくれ」

石動「大義を貫くんだ、亮夜」

 

胸の奥で、何かが漲った。

 


仮面ライダービルド メインテーマ さあ、実験を始めようか

 

Nighthunter「俺のターン、ドロー!俺は伏せていたPC-ライトガジェットを攻撃表示にする!さらにPC-オクトパスガジェットを通常召喚!現れろ、未来を拓くサーキット!召喚条件はサイバース族モンスター2体!2体のガジェットをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!」

 

オクトパス!ライト!

ベストマッチ!

Are you Ready?

 

Nighthunter「リンク召喚!稲妻テクニシャン!PC-オクトパスライト!」

 

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Soulburner「新しいモンスターだ!」

リボルバー「覚悟を決めたか…!」

 

Nighthunter「オクトパスライトの効果!ウイルスバーサーカーの攻撃力を0にする!さらにもう一つの効果も発動!フィールドのレベル4以下のモンスター…ゼロデイをデッキに戻す!」

石動「ッ…!」

Nighthunter「バトルだ!オクトパスライトで攻撃!」

石動「罠発動!コードブレイク・ハック!オクトパスライトの攻撃力を1000下げ、お前に1000ダメージを…」

Nighthunter「そうはいかない!速攻魔法、サイバース・ディターミネイションを発動!俺のライフが相手より2000以上少なく、自分フィールドのモンスターがリンクモンスター1体のみの場合、そのモンスターはこのターンの間相手カード効果を受けず、攻撃力は倍になる」

 

 

Nighthunterが抱いた感情が、オクトパスライトの力を増幅させた。

 

石動「あとは頼んたぞ…Nighthunter…チャオ…!」残りライフ0

 

石動が光に包まれていく。

 

Nighthunter「石動さん!!」

石動「すまない…美空…!」

 

石動惣一は消滅した。

 

Nighthunter「石動さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 

Nascitaの景色は元の宮殿に戻り、Nighthunterはその場に倒れ込んだ。

 

ライトニング「くくく…Nighthunter、自分の仲間を倒した気分はどうだ?」

Pro「おいなんだよそれ!お前には情けってもんがないのかよ!?」

ライトニング「悪いが、そんなものを理解するつもりはない。Nighthunter…お前は最も親しい仲間ですら救うことができなかった。その仲間はちっぽけな約束すら守れなかったお前に失望し消えていった。お前は未来を拓く存在でも救世主でもない。何一つ成し遂げられない愚かで弱い存在にすぎない。戦うまでもなくお前たちは既に我々に負けたのだ」

Nighthunter「…違う」

ライトニング「なに?負け惜しみとは君らしくもない」

Nighthunter「石動さんはお前たちが人質を使って戦いを強要することを予測していたんだ。だから約束したんだ!この日が来たら、石動さんは俺に未来を託すことを!俺が大義を貫くことを!」

ライトニング「私がやることを読んでいただと!?くそ、あの男私を騙したのか!」

Nighthunter「石動さんは俺を恨んでなんかいない!俺を誇りに消えていった!負けたのはお前たちだ!そして俺は約束を果たす責任がある!今ここでお前たちを…倒…」

 

Nighthunterは意識を失った。

 

Pro「Nighthunter!Nighthunter!!」

ライトニング「立て、Nighthunter。人類の希望が情けないぞ?立って私と戦え」

Pro「…この状態じゃ無理だ」

ライトニング「ひとつ教えてやろう、デュエルに綺麗も汚いもない。手段を選ばず倒せるときに倒す。それが合理性というものだ。目を覚ませNighthunter」

 

 

 

 

 

 

Soulburner「それ以上Nighthunterに手を出すんじゃねえ!…ライトニング、ボーマン!てめえらは踏みにじっちゃならねえ…人の一番大切なものを踏みにじった!てめえらだけは絶対に許さねえ…!!どこだ!!俺が今すぐ焼き尽くしてやる!!!」

 

リボルバー「イグニス風情が…!いい気になるなよ」

 

ライトニング「立て!立て!」

Pro「無理だ!やめろ!」

ボーマン「そのくらいにしておけライトニング。我々はもうすぐ人間にとってかわる。その時我々の戦いの象徴であるNighthunterを正々堂々と倒したということが人類を統べる大きな証となる。手負いの獅子を卑劣なやり方で倒しても、彼らに余計な言い訳を与えるだけだ。手段は選ぶものだ、ライトニング」

ライトニング「っ…」

ボーマン「私はいくぞ。残りの二人を倒さねばならん…まずはSoulburner!奴を倒す」

ライトニング「フン…ならば私はリボルバー…か」

 

To be continued…

 

 

 

 


30 glory (TV size)

 

 

 

 

 

今回の注目カード!Part47

プロトサイバース

PC-オクトパスライト

 

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Pro「亮夜の新しいカードだ…聞くところによると、石動はタコが苦手らしいぜ…はは、一人だと寂しいな…言うこともない。亮夜…………」

 

 

次回予告!

怒り狂うSoulburnerが、ボーマンと激突する!

しかしそんな中、不霊夢に異変が起き…?

 

第50話 イグニスの残滓