前回のあらすじ
海で遭難して変なやつらに殺されかけました。
ぐっちー「で、生体反応はどこなんだ!このままじゃこいつらに殺される!」
スーモ「こっちでスーモ。」
ぐっちー「語尾にスーモをつけるな」
スーモ「向こうでスーモ」
ぐっちー「……敵に気をつけていくぞ」
スーモ「了解でスーモ!」
ぐっちー「だから語尾は や め ろ」
ーーーーー
東の海岸
スーモ「あれでスーモ」
ぐっちー「や め ろ ってやってる場合じゃない!あいつぶっ倒れてんじゃん!起こすのか!?」
スーモ「イエスーモ」
ぐっちー「よし!じゃあ起こすぞ!起きろ!俺たちの希望ーッ!」
スーモ「気合いだ気合いだ気合いだー!」
ぐっちー「元気があればなんでもできる!それいくぞ!1!2!3!ダーッ!」
スーモ「もっと熱くなれよ!」
???「うるさああああああああああああああああああい!!!!!」
ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!
ぐっちー「うわああああ!!」
スーモ「もふっっ!?」
ぐっちー「いきなり撃つとか卑怯だろ!てか俺は起こしてやったんだぞ!お前な、このままグースカ寝てたら死んでたんだぞ!」
スーモ「君はNo.41泥酔魔獣バグースカだね」
???「!」
ぐっちー「どうした?俺は血まみれだが顔がおかしいか?」
???「なぜ提督がここに?逃げたのか?自力で脱出を!?」
スーモ「これは…」
スーモ「…」
スーモ「!!!!!」
ぐっちー「はぁ?なんだこいつ」
スーモ「危険!彼女は不審者だ!」
ぐっちー「えーっ!」
???「違います!」
???「私ですよ!」
ぐっちー「知 ら ね ぇ よ」
???「思い出してください!あなたが小さい頃、私たちを指揮してくれたじゃないですか!亮夜提督!」
ぐっちー「人違いだ!ん?亮夜?」
ニーサン…ニーサン!!
ぐっちー「どっかで聞いたような名前だな。でも俺ではない。俺は樋口楓。ぐっちーとでも呼んでくれよ」
???「えーっ!?ぐっちー!!!?」
ぐっちー「知ってるのか!?」
???「いや、亮夜提督も同じようなこと言ってたなーって…彼もあなたみたいに髪が跳ねていたんですよ!」
ぐっちー「あっ、ふーん…もしかしたら俺の親族の誰かなのか?だが思い出せん…で、お前は誰だ」
島風「私は島風。駆逐艦島風です!スピードなら誰にも負けません!「速きこと島風の如し」です!」
ぐっちー「へー、速いの?じゃあマッハ10とか出る?」
島風「ぐっちー…さん?それはジンチを超えています」
ぐっちー「いや、知り合いにマッハ5出るバカがいるんだよ」
ぐっちー「さすがにそれくらいは出るよね?」
島風「それは無理です…でも普通の人や他の艦娘たちより速いですよ!」
ぐっちー「へー、じゃあ競争だ。俺とあの建物まで走って、どっちが速いか勝負だ!」
島風「あのー、速いのは海の話なんですが…」
ぐっちー「!?」
島風「さっき言ったじゃないですか。駆逐艦島風って。海専門です。あれ?もしかして艦娘とかもご存知ないですか?ということは漂流者…」
ぐっちー「まるで意味がわからんぞ!」
スーモ「そうだよ」
ぐっちー「てか、んなことやってる場合じゃねぇ!あいつらを始末してくれ!」
島風「えっ!?深海棲艦がたくさん!でも任せてください!ソッコーで倒してきますよ!」
ぐっちー「そいつぁ頼もしいな。じゃあやってもらおうか!シンカイセイカンだかシンカンセンだか知らんが殲滅してこい!」
島風「あっでも…」
ぐっちー「なに?」
島風「指示は出してくださいね?」
ぐっちー「え?」
島風「さっきの砲撃をくらっても軽傷で済んでるじゃないですか!」
ぐっちー「軽傷じゃねーよ💢」
島風「なら相当の修羅場をくぐってきたはず。私が勝手に戦うより指示を出してくれたほうが私もずっと戦いやすいです!」
ぐっちー「そうなの…?じゃあやってやるよ!今この場では俺が指揮官!スーモ、島風!行くぜぇぇ!!!!!」
スーモ「巻き込まないで」
続く
次回予告!
ぐっちーの指示のもと、敵と戦闘する島風(とスーモ)。駆逐艦の名は伊達ではなく、圧倒的なスピードとパワーで文字通り敵を駆逐する島風であったが、ぐっちーは自らが戦えないことに苛立ちを覚え…
次回、疾風!つむじ風の少女
おまけコーナー レコードファイル
※レコードファイルとは、ぐっちーと適当な茶番キャラ1名がロストレコードに登場するキャラについて話すコーナーです。前回やり忘れたので今回は2回分やります。
Part1 スーモ
ゲスト:紫咲
ぐっちー「今回紹介するのはスーモだ!地球に引っ越してきた温厚な地球外生命体だ!」
紫咲「地球外生命体!?こわっ!そんなもの紹介しないでよー!」
ぐっちー「おい紫咲、急にかわいいキャラづけをしても無駄だ。素になれ」
紫咲「そうね。素になるわ。スーモかわいい!!!!!」
ぐっちー「!?」
紫咲「このもふもふしてる感じがかわいい!」
ぐっちー「紫咲が崩壊したので終了でーす。これからも謎の生命体スーモの活躍にご期待くださいー」
Part2 島風
ゲスト:ユーゴ
ユーゴ「ぐっちー、お前サイテーだな!!!!!」
ぐっちー「ぐほぇ!」
ぐっちー「いてぇな…」
ユーゴ「オマエ、咲夜っていう大事な人いんのにリンに手をだし、今度はこの島風って子にも手出したのか!」
ぐっちー「誤解だユーゴ!俺はそういう感情を島風には抱いていない!リンには抱いたけど」
ユーゴ「野郎をぶっ殺っしゃー!」
ぐっちー「落ち着け!俺じゃなくて島風について話せ!」
ユーゴ「そうだな。島風は風の如く速いってことだが…なんか親近感わくな!俺だってスピードの世界で進化したデュエルをやってるし、エースのクリアウィングだって風属性だ!やっぱ素早いのはカッケーよな!」
ぐっちー「速えーのいいよな」
ユーゴ「はい、島風について話しました。まだ殴り足りねぇぞコラァ!」
ぐっちー「やめろユーゴォォォォォォ!」
ユーゴ「融合じゃねぇ、ユーゴだ!!!!!」
おわり。