フレンドシップカップも残り数戦。大盛り上がりのシンクロ次元だったが、その裏ではゲーチスが暗躍していた。陰謀渦巻く大会の行方は…!?
ゲーチス「どうした?」
ダークトリニティ「セレナ、ユーゴ、紫咲、共に消滅致しました!」
ゲーチス「!?」
ダークトリニティ「セレナはアカデミアと思われる人物に連れていかれました」
ゲーチス「おのれアカデミア…ここでもワタクシの計画を邪魔するというのですか!ワタクシの計画……それはセレナにジャックを倒させることだったが、セレナは敗北した…だがワタクシは彼女を従順なる兵士に仕立て上げようと再び彼女を狙った……ですが、結局彼女は奪われ、手に入ったのは遊矢ひとりのみ…まぁいいでしょう。ワタクシは強い者が好きです!遊矢で、十分!」
科学者「榊遊矢の手術完了しました!ゲーチス様のコントロールパネルから自由に指示を出すことができます!」
ゲーチス「ご苦労。さて行きましょうか。もう日も暮れる。地獄のデュエルの始まりです!!!行くのです、榊遊矢!!!」
デュエルパレス
フウロ「さて、ついにやってまいりました!フレンドシップカップ準決勝!!!対戦カードは、榊遊矢VSクロウ・ホーガン!!!!!」
観客『遊矢!遊矢!遊矢!遊矢!遊矢!遊矢!遊矢!遊矢!』
観客『クロウ!クロウ!クロウ!クロウ!クロウ!クロウ!クロウ!クロウ!』
クロウ「遊矢!お前もランサーズらしいな。アカデミアと戦う戦士たち……か。いいじゃねぇか。俺もトップスという強大な敵と戦ってる。共に似たような境遇だしよ、がんばろうぜ!!!!!」
遊矢「お前と俺が似ているだと?コモンズのゴミが」
クロウ「なんだとてめぇ!」
遊矢「ゲーチス様の世の中において、お前のようなゴミは不要だと言っているのだ」
クロウ「お前がそんなこと言うとはな!黒咲の仲間だからっていいやつとは限らないか……てめぇはブッ潰す!コモンズをバカにしたてめぇはな!」
フウロ「今回のコースはネオキノピオハイウェイ!さてさてーいきましょう!ライディング・デュエル・アクセラレーション!!!!!」
遊矢&クロウ「「デュエル!!!!!」」
フウロ「先にデュエルパレスを抜けるのはどっちだ!?」
クロウ「俺だ!俺が先攻だ!俺のターン!!!俺は、永続魔法黒い旋風を発動!さらにBFー精鋭のゼピュロスを召喚!ここで黒い旋風の効果発動!デッキから、BF-突風のオロシを手札に加え、これを特殊召喚!レベル4のゼピュロスにレベル1のオロシをチューニング!!!シンクロ召喚!レベル5、A BF-五月雨のソハヤ!」
クロウ「さらに、墓地のゼピュロスの効果発動!黒い旋風を手札に戻し、特殊召喚!さらに、BFモンスターが特殊召喚されたため、手札からフェザー・シンクロンの効果発動!こいつを特殊召喚!この方法で特殊召喚した時、手札の魔法カード1枚を捨て、2枚ドローするぜ!そして、レベル4のゼピュロスにレベル3のフェザーシンクロンをチューニング!!!漆黒の翼濡らし、そぼ降る雨に響け。雷鳴の一撃!!!シンクロ召喚!レベル7、A BF-涙雨のチドリ!!!!!」
遊矢「雑魚が集まろうと……勝つことはできんぞ?」
クロウ「うるせぇ!俺は速攻魔法カード、アクセルドライブ!ソハヤとチドリをリリースして、そのレベルの合計を持つモンスターをシンクロ召喚する!この効果でシンクロ召喚されたモンスターは、効果で破壊されなくなる!俺はいくぜ!ドライブシンクロ召喚!レベル12、A BF-神立のオニマル!!!!!」
クロウ「こいつが俺の切り札だ!!!カードを2枚伏せてターンエンド!!!!!」
遊矢「クズめ。俺のターン!」
治安維持局
ゲーチス「ククク…さあ一気にとどめを刺すがいい。遊矢」
遊矢「俺はスケール3の相克の魔術師と、スケール8の相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!!!これでレベル4から7のモンスターが同時に……」
クロウ「だめだね!速攻魔法ツインツイスター!手札を1枚捨て、ペンデュラムスケールを破壊する!」
遊矢「ならば魔法カード、アメイジング・ペンデュラムを発動!エクストラデッキの相克の魔術師と相生の魔術師を手札に加え、再セッティング!!!ペンデュラム召喚!いでよ、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!!」
遊矢「さらにEMロングフォーン・ブル!ロングフォーンブルの効果発動!デッキからEMヘイタイガーを手札に加えこれを召喚!俺は、レベル4のロングフォーンブルとヘイタイガーでオーバーレイ!!!エクシーズ召喚!ランク4、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!!!!」
遊矢「うっ!!!!!」
治安維持局
ゲーチス「どうしたのですか?」
クロウ「おいおいどうした!?さっさと来いよ!!!」
ドォォォォォォォォォォン!!!!!
クロウ「!」
逆鱗遊矢「破壊してやる……全てを!俺は相生の魔術師のペンデュラム効果発動!ダークリベリオンエクシーズドラゴンのランクを7にする!さらに、相克の魔術師のペンデュラム効果発動!ダークリベリオンエクシーズドラゴンのランクはレベルとなる!」
クロウ「なんだと!?」
行政評議会ビル
マスワイ「遊矢……様子がおかしい。まさか!あの時の…」
逆鱗遊矢「俺はレベル7のオッドアイズと、ダークリベリオンでオーバーレイ!!!!!黒き逆鱗震わせ現れよ!覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!!!!」
逆鱗遊矢「ぬあああああああああああーーーーー!!!!!」
ユート「うああああああああああああーーーーー!!!!!」
一方融合次元では……?
ユーリ「さて、僕もいつ出撃するかわからないし、準備しなウッ!!!うあっ、なんだ…これは……!!うがああああああああああああああああああああーーーーー!!!!!」
エクシーズ次元
ユーゴ「おらあああああああああああーーーーー!!!!!」
???「おいてめぇ、そこで何してんだ?」
ユーゴ「俺は全てを破壊する……そして一つとなる!」
???「やれやれ…事を荒立てたくはなかったが、やるしかねぇか!」
融合次元
ユーリ「今こそ一つに…!!」
シンクロ次元 ネオキノピオハイウェイ
逆鱗遊矢「今こそ一つに……我らが一つにィィィィィィ!」
クロウ「なんだ…?あいつ、2回戦までと違って暴力的だよな……そういや最初から普通じゃねぇ!ムキになっていたから気づかなかったのかも知れないが、仗助、白羅との戦いを経て俺らのことをわかったはずのこいつが、あんなこと言うはずがねぇ!ゲーチス様とか言ってたし………こいつはトップスに操られてるってことか!だったら解放してやる!トップスの呪縛から、お前だけでも逃がしてやらなきゃな!」
逆鱗遊矢&ユート&ユーゴ&ユーリ『今こそ一つに!!!!』
続く
キャラクター紹介 73
逆鱗遊矢
遊矢の覚醒した姿。ユート、ユーゴ、ユーリの意識を共有している。この状態になると、破壊衝動が遊矢の中で起こり、『今こそ一つに』とわけわからんことを言いはじめる。何が原因で起こるのかは不明だが、何者かの干渉によるものなのは確か。